青のリギ [アート]
ロシア人に落札されたターナーの「青のリギ」
海外流出を防ごうとイギリスで行われていた募金活動。
お金も集まり、どうやら買い戻しされることになったようです。
イギリス人にとって海外流出は不名誉なことなんでしょうね。
私にとっては、きちんとした環境で見られるのであれば、所有者は誰でもいいですが。
一番好きな画家は、と聞かれれば迷わずにターナーと答えます。
水彩も油彩もいいですね。
テートギャラリーにも行ってみたいです。
美の巨人たち ゴッホ「星月夜」/ターナー「雨 蒸気 スピード グレート・ウェスタン鉄道」
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/05/15
- メディア: DVD
nightriverさん初めまして、やぶ(薮柑子)と申します。
nice!&コメント&トラックバック、ありがとうございます。
ターナーの絵、私も好きです。イギリスの空気には、重苦しいロココ調の絵より、ターナーの色合いと透明感がよく合っているように思います。でも、退色がひどい作品も多くて、有名な「雨・蒸気・速度」(タイトルがちょっとあやふや)などは、間近で見ても何が描いてあるのかよくわからなかったり…
今度の事件は、海外流出が問題視されたこともさることながら、落札したロシア人が「落札したターナーをどうするのか」明らかにしなかったことが原因なのかなと想像しています。「エルミタージュ美術館に寄託する」とか発表していれば、たぶん騒ぎにはならなかった。
「本当に大事なものは、誰でも見たり聞いたりできる環境におく」というスタンスは、イギリスではかなり徹底していて、スポーツの分野でもオリンピックやウィンブルドン、クリケットの国対抗などは有料放送が独占することを禁止されていたように記憶しています。
ともあれ、ずっとテートにいられることになって、青のリギもほっとしていることでしょう。まずはよかった。
長々とおじゃましました。今後ともどうぞよろしく。
by やぶ (2007-03-04 22:43)
やぶさん***
コメント・nice! ありがとうございます。
こちらこそ、宜しくお願いします。
ターナーの大気感というか、空気の動きが感じられるようで好きです。
日本など海外からの募金もあったようですが、イギリスの底力をみせてくれましたね。
by nightriver (2007-03-05 00:21)