ヒロシマナガサキ WHITE LIGHT/BLACK RAIN

8月6日そして9日を前にこの映画を観てきました。
原爆という重い内容ではありますが、重くなりすぎることなく作られています。
被爆者の話を中心に据え、しかし感情的になることなく、むしろ淡々とといった感じです。
大声で核兵器反対と叫んでるわけではないですが、しっかりと反核を訴えている。
勿論この映画でも本当の悲惨さは知ることは出来ないでしょう。
でも少しでも触れることが出来ればそれは意味のあることでしょう。
日系とはいえ米国人によって作られたというのも、なにか意味のあるような気がします。
冒頭と最後の現在の日本の様子の描き方には少し違和感もありましたが、多くの人に観てほしい映画です。

原爆関連としては「夕凪の街　桜の国」も公開中。
これも観てみたいです。

コメント 2

やはりこの頃は戦争の話題が特に多くなりますね。
ここ最近は映画でも戦争のものが多くあって
若い人から幅広い世代でも関心ある作品だったと思います。
戦争、原爆を過去のものにしないで
これからも重要に心に残しておくべきだと思います。
段々と亡くなっていく戦争体験者の方・・・
後世にも戦争の怖さ、悲惨さ、を通して本当のの幸せさが
引き継がれていければいいのにと思います。
by ラベンダー (2007-08-08 13:22) 

ラベンダーさん***
実体験として語れる方が少なくなっていく中、こういった形で残せるのは重要なことでしょう。
語り継ぐといっても、伝え聞いたのと実体験では重みが違いますから。
by nightriver (2007-08-10 14:18)