大鹿村騒動記

何か映画観たいなぁ、と思ってたけど、何観るかは決めてなかった。
そんなときに原田芳雄さんの訃報。
ということで、原田さん追悼というわけでもないんですが、『大鹿村騒動記』を観てきました。

実際に台風が来ている中、いきなり台風情報ですか。
まぁそれはいいんですけど、やっぱり原田さんの存在感はすごいですね。
錚々たる出演者の中にあって、あの存在感はすごいです。
話の内容としてはどうということもないんですが、結構面白かった。
笑える箇所もいろいろあったし。
そしてこの映画で重要なのは何といっても「大鹿歌舞伎」
実際に長野の大鹿村で行われている村歌舞伎。
この映画の中ではプロの役者がやっているわけですが、実際の大鹿歌舞伎も見てみたいですね。
あんな雰囲気の中で楽しむ歌舞伎。
舞台の原点なんでしょうね。
村歌舞伎だけじゃなく、プロの歌舞伎役者の歌舞伎も久しぶりに観たいけど。

あとなんでもないことだけど、結構残ってる場面。
織井美江が何度も「貴子さんが貴子さんが…」という場面、あんたも「たかこさん」だろうが、と言いたくなっちゃいました。
織井美江を演じていたのは松たか子さん。

主題歌、忌野清志郎さんの「太陽の当たる場所」もなんかしっくりきました。


客の入りは平日、台風が来てる中となるとまずまずかな。
私みたいに、原田さんの訃報を受けてという人もいるだろうけど。
ということを考えてると、ちょっと不謹慎なことも思ってしまいました…
それは…
まぁいいか。

http://ohshika-movie.com/